「シン・ゴジラ」を見て「緊急災害現地対策本部 」に行きたくなった
「シン・ゴジラ」見ました。実写映画を見るのはの2013年7月公開の「パシフィック・リム」以来。
どんな毛色が好みかバレてしまう。
前半の首相官邸での縦割り組織から上がってくる情報を集約し決断するプロセスが面白い。特撮もいい。後半の東京全滅するんじゃないかと感じてしまうシーンは言いようのない絶望に胸をさいなまれる。
そんなわけで2016年8月 東京臨海広域防災公園にある「有明の丘基幹的防災拠点施設」のオペレーションルームが見学できるというので行ってきました。
東京臨海新交通臨海線の有明駅を越えると東京臨海広域防災公園が見えます。こんな施設あったっけかな?
東京ビッグサイトに赴いていたのはワンダーフェスティバル2008[夏]まで。
調べると2008年6月(平成20年6月)供用開始、2011年度(平成23年度) 東京臨海広域防災公園全面開園ですから知らないハズだ。
正面玄関を入って2階、ずんずん進んでオペレーションルーム見学窓に向かいます。
ほほぅ。ここだ。劇中で緊急災害現地対策本部 が設置されたところ。
黄色のベストもイスに掛かっている。(これを着ると暑いんだよね。)
見学者用の説明分には
-オペレーションルームのモニターは地上波、中央防災無線等からの通信を受信し、被災地の情報収集に役立てることを目的としている。正面の大型モニターは300インチあり、オペレーションルーム内どこにいても同時に情報が得られるようになっている。-
ふむふむ。
実際に災害が起きたときの国の対応は
①東京都内で震度6強の地震が発生
②首相官邸に「緊急災害対策本部」を設置
国全体の被害状況を把握し、全国および諸外国を含めた災害応急対策の調整
③有明の丘地区に「緊急災害現地対策本部」を設置
現地における被災情報のとりまとめや、災害応急対策の調整(被災地内における広域的な資源配分等の調整など)
「シン・ゴジラ」もこの流れに沿っていますね。リスクに備えた設備があるということを「シン・ゴジラ」を通じて広く周知できたんじゃないかと思います。