モえハン No.1 ゲリョスS装備【ガレージキット】を作った
ガレージキットと言えば真っ白で無垢な塊。プラモデル初心者にはアレを見た瞬間、絶望からスタートするんじゃないかな。だからガレージキットはチト敷居が高い。
よって原型製作者は試行錯誤しながらカラーレジン化にシフトしユーザーの手に取りやすくする。技術革新。そしてこのキットはカラーレジンの先駆けである。
ワンフェスで展示を見て元ネタも知らないまま、かわいい!と直感で購入。
りゅんりゅん亭(原型製作:遠那かんし)氏のモえハン No.1 ゲリョスS装備 (カラーレジンキット)
もうね、すごいよ。何がってパーツ分割とパーツ数が。
それぞれの色に分割するとなると一度原型が全体が出来上がってから、色毎に切り刻んでいると思うんだ。
その労力たるや。
塗り分け不要だからもちろんマスキング不要。今回エナメル塗料の筆塗りで済んだ。
楽チン。
それに瞳はデカールなので細けぇ筆塗りを必要とする職人技はいらず。
まゆ毛も黒のカラーレジンなので塗装不要・・・すごいよね。
抱きかかえられた豚さん。
狙うぬこ。
組み立て手順はりゅんりゅん亭のホームページに記載されているのでそこからプリントアウト。
パーツが多い分組んでいく工程はプラモデルにすごく近い。人型に近づく度に「おぉ!」って
テンション上がっていく。実際買ってきて「3年間」、組み立て途中で放置の「1.5年間」、
しかし形が見えたときから完成まで速攻だった。
ほっぺたに始まり太ももからおしりのライン、「ぷに感」がハンパ無い。
向かって右の猫と対角線上の豚の配置でバランスを取りつつX線上に背刀を置くことで
空間を補間しており、ビネットとして完成されている。
(補足:私の失敗は猫の包丁と背刀は平行に配置して固定するべきだった。最後のフラットクリヤー吹いてから気がついた。)
肌色成分が多そうで実はプロテクターで隠されている。ちらりズムのうまい使い分け
も忘れてはならない。
イベント販売のみ。それも完成フィギュア化されていないのでレア感あり。
りゅんりゅん亭、遠那かんし氏の凄さを手にとって組んでみて確認し大満足でした。